自分のステージで来ている衣装は14年前、設立時に関わらせてもらっていた神楽坂女声合唱団でご一緒させていただいていたコシノジュンコさんに作っていただいたもので、今もそのたった一着を着て立っています。 その衣装はデザインが素敵なだけでなく、機能的にもかなり緻密に実用的にデザインされており、腕をハードに振っても後ろ姿が型くずれなく、最高のパフォーマンスを引き出せるように作られています。 どこへ行っても、それはヨーロッパの舞台に立った時も各所でまず指揮を褒められるより、衣装が褒められるという笑えないながらも嬉しい言葉をいただくのです。 その長年着続けていた衣装を、この度、いろいろ諸事情もありいよいよ新調することにしました。そして現在仮縫い中です。 コシノさんも、スタッフの皆さんもいつもお会いする感じとは全然違って、なんともうまく説明できませんがとにかく職人の技と言うのでしょうか、あらためて凄いと実感します。 今から出来上がるのが楽しみにしているところですが、来年2月からステージでお披露目できる予定になっています。ぜひ衣装も気にしてご覧いただきたいと思います。