ソプラニスタ岡本知高スペシャルコンサート


今日のコンサートは感慨深いコンサートでした。 岡本知高氏は自分と同時期に同じ大学に通っていて、今回はたまたまオーケストラメンバーの中にも岡本君と同期や後輩がたくさん。そして今回のオーケストラアレンジの高橋啓氏は大学時代、岡本氏と同じマンションに住んでいて、お互いに名前は知らないながらも、当時すれ違えば挨拶をしていた仲だということで、今回のプロジェクトの顔合わせのときに初めましての場面で思わず「お久しぶりです」と挨拶する奇跡。 思いもよらず偶然にも同窓会的なコンサートでした。 そんな、同じ時代に同じ場所で学んでいた彼の素晴らしいパフォーマンスを目の当たりにしたら何とも言えず嬉しくなりました。もうひとつ、今回、同窓会的なことがきっかけで、ふと昔を振り返れば、いつも一緒に仕事しているオーケストラの仲間たちともすでに15年も一緒にやっていることに気が付いてしまいました。 そんな中、今日もいつもと変わらず演奏しているはずなのに、何かが盛り上がっていたのでしょうか。 コンサート最後の2曲のうち、1曲終わって拍手が来ている間に楽譜を次の曲に差し換えて次の曲にattaccaで入ろうと決めていたのに、1曲目が終わり、当然拍手が来ると思いきや、曲が終わったのに全く拍手が来ない事態。 「しーーん」と静まりかえった中でバサバサと譜めくりの音がたってしまうかと、これはまずいと思いきや、誰一人として譜をめくる人がいない。みんなが譜めくりをしなくても行けるように事前にしてくれていていた。演奏家の皆さんは本当にさすがです。これだけのことに限らあず「あー、なんか、いろいろたくさん助けられて演奏できるんだな」と、いつもの仲間に改めてありがたいと実感しました。 今日のコンサートはなにかいつもとは違った緊張感の中、最後の曲が終わった時、なにか胸に来るものがありました。 終演後も、岡本君の同期で僕との共通の友人や、15年ぶりに会った大学の後輩が楽屋へ顔を出してくれたりと、久しぶりににぎやかな楽屋でした。 なんかすっかり長くなってしまいましたが、この偶然の同窓会的なめぐりあわせの機会をいただいた関係者の皆様や聴きに来てくれた皆様、そして、オーケストラの皆さんにあらためて感謝したコンサートでした。

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